ゴキブログ一覧
2025 .6.27
アズキガイ床替え
Cleaning of the breeding case of the Pupinella rufa
高知県で採集したアズキガイ.
悪い癖で何でも飼育したがるので本種も小さなカップに腐葉土を入れて放置していたら繁殖してしまいました.
飼育はじめたら最後まで面倒を見る.
決して逃がしてはいけません.
なので餌の腐葉土が減って糞だらけになったので床替えしました.
稚貝が発生していることから飼育方法は間違っていないと思われます.
移し完了.
ニンジンを入れてますが,アズキガイは生きた植物は食べないようで,ニンジンが黒く腐食してくると群がって食べ始めます.
飼育すると可愛く思えてきます.
2025 .6.26
ロケハンでミドリガメに遭遇
Encounter with a Trachemys scripta in a housing district
TVのロケハンで千葉県の現場に行ったのですが,早く着いたためうろうろしていたら路上にカメ発見.
イシガメか?と思い近寄るとミドリガメ.
近寄った時点で首ひっこめ撮影チャンスは逃がすがこんな場所をうろついてどこに行くのだろうか?
子供の頃なら喜んで持ち帰るところだが,大人になった私はただ見過ごすだけであった.
・・・・
2025 .6.25
Allacta bimaculata
Allacta bimaculata
最近入手しました.
Allacta属は論文などでは図で良く見ていたが,実物は初めて.
想像していた通りのAllacta型.
日本で見ることが出来るとは思いませんでした.
♂♀も体幅でわかりそう.
頑張って増やします.
2025 .6.24
なないろ日和出演
“Nanairo Biyori” 2025, Mite Edition
また今年もおよばれしてスタジオ出演しました.
薬丸さん,香坂さんいろいろ話させていただき楽しかったです.
ロケでお世話になった藤原さん.
スタジオでお世話になったマックンさん,神野さん有難うございました.
レジェンド松下さん久しぶりにお会いしました.
いろいろ事情があるんですね.
来月もよろしくお願いします.
2025 .6.23
やっちまった,ルリゴキブリ
I messed up, Eucorydia yasumatsui
なんとなく,最近勢いがないと思っていましたが,2ケージあるし余裕と考えていたら驚きの結果に.
いつもびっしり幼虫が付いていた木片ですが,今日は1匹だけ.
マットの中にいるだろうと軽く探したが動くものなし・・・.!
マットを全てあけて探しました.
♂成虫1匹発見.
若齢幼虫1匹発見.
虫体これだけ.
全3匹.
これはダメだ.
回収できた卵鞘はこれだけ.
孵化するかわからないがとりあえず別保管.
幸い,もう1ケージはまだ目視で普通にいるので♀成虫やら幼虫を少し移動.
原因はマットが食いつくされた可能性がある.
もう一つのケージも次週には交換したい.
2025 .6.20
Eucorydia forcepsとEucorydia linglong
Eucorydia forceps and Eucorydia linglong
2種類よく似ていますが,Eucorydia forcepsは結局増えずに絶え,Eucorydia linglongは順調に増えています.
成虫の形態もよく似ていますが微妙に違います.
こちらはE. forceps.♂.
♀.
翅の白い毛が全体に生えてY?V字状にけがなくなるのが本種.
E. linglong.♂.は撮り損ねてなし.
♀.
翅の白い毛が帯状に生えるのが本種.
どちらも綺麗な種です.
2025 .6.19
オオミズアオ,アオスジカミキリ
Actias aliena and Xystrocera globosa
また部員のN代君が帰り際に見つけてきました.
昨年もちょうど今頃街灯に飛来したボロボロの個体を見つけましたが,今回は綺麗な個体です.
作り物のようです.
本当に可愛いい.
これで寿命が1年近くあればペットとしても人気者になるでしょう.
写真を何枚か撮っているうちに飛んでいきました.
もう1つ敷地内を散歩していたら落ちていました.
アオスジカミキリです.
実物は初めて見たかもしれません.
生きていればもっと綺麗だったと思います.
そう,もう夏.
昆虫のシーズンが到来してました.
今年は何に会えるか楽しみです.
2025 .6.17
Arenivaga tonkawa産卵
Egg laying of Arenivaga tonkawa Female
♂は非常に短命だが,♀はまだまだ元気のようで産卵を継続している.
しかし,♂の短命は交尾時期が合わなく恐れがあるので少数での累代開始は辛そう.
今回は雌雄成虫が同時期に出現したので交尾は多分出来ていると思うが,運かよかったかもしれません.
もしくは,雌雄幼虫の期間が同じであればそんな心配はないですがどうなんでしょう.
2025 .6.16
コウガイビル寿命尽きた
Hammerhead flatworm finally died.
1か月前から頭部が切断され,そのためか餌も捕れない状態になっていました.
今日見ると,2つに分断され動きがなくなっていました.
2023年1月に採集してから2年と半年.
意外と長く生きたと思いますが,永遠の命ではなかったようです.
2025 .6.13
ボールパイソン脱皮
Python regius sheds its skin
相変わらず脱皮殻はくしゃくしゃになってしまいます.
糞もついでにしてました.
脱皮の前にするのか,脱皮後にするのか気になります.
調べてみると,シマヘビは脱皮前に排便する記事がありました.
前のようですね.
半年の拒食から急激に食べて脱糞して脱皮.
かなり体力使いそうなスケジュールですね.
2025 .6.12
トビイロゴキブリ大阪系卵鞘殺菌
Sterilization of Osaka straine Periplaneta brunnea
壊滅状態になっており,シェルターをばらして生きていそうな卵鞘を次亜塩素酸ナトリウムで殺菌しました.
取れたのは3個だけ.
外部についているゴミを水でふやかし,消毒用エタノールも使い除去します.
その後消毒液に何度か付けて水を良く拭きとり,
清潔な容器に入れて保管します.
60日間保管して孵化しなければ処分します.
新しい卵鞘が取れたらこれを繰り返し行い正常な個体群を創出します.
面倒ですが仕方ない.
2025 .6.11
Gromphadorhina oblongonataの新飼育
New breeding environment for the Gromphadorhina oblongonata
マダゴキやブラベルスは大きめのネズミ用木のチップを入れていたのですが,幼虫はこれにはほとんど潜らない.
潜り込むのはシェルターの隙間や給水容器の縁の隙間.
適さないだろうことは薄々気が付いていたが,放置していました.
やはり繁殖の要である幼虫の生存環境の改善は重要でしょう.
ということで.
こちらの中プラケを,成長したこともあり大プラケに移しました.
こんな感じ.
飼い主の独りよがりですが,みんな速やかに潜っていきました.
良かったよかった.
2025 .6.10
トビイロゴキブリの病気
Diseases of Periplaneta brunnea
黒くなって死亡する感染性のものとは違う病気.
翅がよれているのはたまたまで関係なし.
体節の膜の部分が体液で膨らんで来る.
こちらは頭部と胸部の接合部.
こちらは腹端部.
この個体はこの写真を撮影後約2週間後に死亡.
41日の命であった.
一般的な成虫の寿命は雌雄とも約200日.
ワモンゴキブリでは見たことない症状です.
日本国内でトビイロゴキブリの報告が少ないのもこういった体質も影響しているのかもしれません.
2025 .6.9
Eucorydia linglong増える
Eucorydia linglong have breed.
Eucorydia forcepsに比べ成虫が長生きしている.
ついでに幼虫も沢山孵化して今のところ絶好調.
調子に乗らないように慎重に見守りたいと思います.
2025 .6.6
Arenivaga tonkawa 卵鞘
Oothecae of Arenivaga tonkawa
♂の寿命はかなり短いようです.
2~3週間?
気が付くと死亡して翅だけに.
その死骸に例(喰いつく)のダニらしきものがいたので,卵鞘別管理ついでに卵鞘拾いました.
これだけ産んでました.
小さいので探すのが大変です.
状態は良さそうに見えます.
ダニがいるマットはレンジでチン.
残っている親や幼虫.
♀成虫と幼虫の見分けが良くわかりませんね.
♂の終齢幼虫です.
雌終齢幼虫か♀成虫.
卵鞘はいつものように別管理します.
確か孵化まで3カ月程度だったと記憶しています.
長いですね.
2025 .6.5
久米島ヒメマルゴキブリ
Kumejima Perisphaerus pygmaeus
まだ生き残っていました.
しかし,数は10匹を下回っている感じ.
しばらく様子見ないと何とも言えませんが,中に見慣れないクモがいました.
これの影響ではないと思いますが除去.
今まで気が付かなかったので,最近侵入?多分落ち葉に付着していたと思います.
2025 .6.4
トンボ池のヤゴ死亡
Dragonfly Pond dragonfly nymphs died.
ふっと見るとヤゴが赤くなり腹を出している.
どう見てもダメな状態.
しかも2匹同時.
酸欠か,登る場所がなかったのか?
餌のボウフラも大きくなり羽化を楽しみにしていたのですが残念です.
とりあえず塩ビ管を入れときましたが,昨年数えたら2匹だったので多分全滅.
さらう元気もなくなりました.
しばらく静観します.
2025 .6.3
ボールパイソン拒食から復活
The ball python’s anorexia is over.
過去にも一度あった半年間の拒食.
最後にマウス1匹食べたのが2024年12月23日.
それ以降,5か月以上餌に興味を示さなくなっていました.
しかし,ここ2,3日餌を追うようにはなっていましたが食べるところまではいってませんでした.
今日は追う速さが全然違う.
食べるなと思ったら食べました.
ケース越しなので霞んでいますが良かったよかった.
寿命が来たかなと少し心配してました.
これからしばらくは猛烈な食欲を見せてくれるでしょう.
2025 .6.2
イエゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Neostylopyga rhombifolia
過密状態になっていましたが,卵鞘が孵化していないので床替えは控えていました.
しかし,卵鞘の孵化がはじまり初齢が増えてきたので床替え実施.
木片を入れておくとこんな感じで産み付けますが転がしも多くあります.
昔は落ち葉などは入れませんでしたが最近は3大害虫種以外は結構いれており,なじんでいる感じです.
終了.
イエゴキは,過密が継続すると突然卵鞘がおかしくなるので清潔と適当な密度での飼育が良さそうです.